仲善からのお知らせ

お知らせ

  • 2003年08月16日 12:40
  • イベント関連

くるくまの森2周年イベント開催

カフェくるくま2周年イベントが大盛況のうちに開催されました

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8月16日、オープン2周年を迎えたカフェくるくまのガーデンエリアで記念のイベントが行われ、大勢のお客様で賑わいました。

午後6時からの第1部は県立芸大ジャワガムランサークル“Sanga”の皆さんによるワークショップ。日頃めったに触れることのできない珍しいガムラン楽器を体験できるとあって、くるくまを訪れたお客様も飛び入りで参加。メンバーのお姉さんに優しく手ほどきされる子供たちや真剣な表情で指導を受ける参加者の姿が印象的でした。

約1時間のワークショップの後、第2部は知念村セーファ太鼓の踊りで幕開け。軽快な沖縄音楽にあわせて、幼稚園から高校生まで約20名の子供たちが元気にオリジナルの創作舞踊を披露してくれました。大きな太鼓を抱えて踊る勇姿に会場からは拍手と声援が飛び交っていました。

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エイサー軍団に続いてステージに並んだのは仲善の島袋工場長と“美らさん”10名で結成された三線グループ“うっちんず”の面々。初舞台に緊張しながらも、安里屋ユンタなどお馴染の民謡を聞かせてくれました。三線の余韻が残る中、舞台に躍り出たのは仲善の工場スタッフ、地元知念村出身の新垣正子さんの空手舞踊。知念の伝統武術と琉球舞踊を融合した新垣さんの華麗な踊りで場内はいっそう盛り上がりました。

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太陽も沈み、すっかり闇に包まれたくるくまの森。ステージには今日の特別ゲスト新垣小百合さんが登場。沖縄民謡界で今もっとも注目されている小百合さんはお父様と一緒に、持ち歌の「街方の人」や名曲「芭蕉布」などを披露。堂々と、それでいて繊細な美しい歌声に会場全体がうっとりと聞き惚れていました。

エイサー、空手、民謡と、沖縄色豊かな出し物の後は、お待ちかねのメインイベント。Sangoの皆さんによるガムランのライブ。白を貴重に金色の刺繍をあしらった優雅な衣装で着飾ったメンバーの息の合った演奏。ライトアップされた森の樹木や奇岩石をバックに、不思議と懐かしい音色がガーデンを包みこんでいきました。

昼間は心配されたスコールもいつしか止み、時折吹きぬける強い海風の中、神秘的なガムランのゆったりとしたリズムに酔いしれた真夏の宴。最後は、うっちんず、ゲストの新垣小百合さんも参加して、にぎやかなカチャーシーで幕を閉じました。記念イベントに出演してくださった、沖縄県立芸大ジャワガムランサークル“Sango”の皆さん、新垣小百合さん、お父さん、知念村セーファ太鼓の皆さん、ありがとうございました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

2003年08月16日