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  • 2007年06月13日 16:58
  • 商品関連

厚労省、クルクミンの安全性を確認

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健康食品による健康被害の実態を調査していた、厚生労働科学研究の平成18年度報告で、
ウコンの主成分であるクルクミンの安全性が確認されました。


数年前から、新聞や週刊誌上で、肝障害の原因ではないかと疑われていた
クルクミンの安全性が国の機関によって正式に確認されたことは、
ウコン愛用者にとっても、またウコン関連商品を取り扱う健康食品メーカーにとっても
朗報といえるでしょう。


健康商品の健康被害の実態などを調べた厚生労働科学研究の平成18年度報告書がこのほど発表されました。(主任研究者は国立健康・栄養研究所の斉藤衛郎氏。)

分担研究者の一人、愛知医科大学消化器内科教授・各務伸一氏らは、健康食品による肝臓障害事例の発生状況の把握に着手。5つの研究協力施設における実態を調査したところ、平成16〜18年に発生した健康食品によるものとみられる肝臓障害事例は21例。原因と疑われた健康食品は31種類。(なお、劇症肝炎などの重症事例はなかった。)
研究班は、「いわゆる健康食品による肝障害は、多くの食品において発生しうることが確認された」と報告。「国民の健康にかかわる重要な問題」として今後の詳細な調査、原因解明の必要性を指摘しました。

また、これまでの調査で肝障害の報告事例がみられたウコンについて、肝障害発症機序の解析を実施。B型肝炎ウイルス遺伝子トランスジェニックマウスへの投与実験を実施した結果、クルクミンの単独投与では肝障害は認められなかった。さらに、主任研究者の斉藤氏らは、ラット実験によって、クルクミンの過剰摂取による血清脂質濃度改善効果の可能性と、病理組織学的安全性を確認。糖代謝についてはさらに検討が必要としつつも、「クルクミンは安全性の高い商品成分と思われた」と報告。

今回の研究調査によって、肝障害の原因ではないかと疑われていたウコンの主成分クルクミンの安全性が確認されたことは、長年のウコン愛用者や健康食品メーカーにとって、朗報といえます。

(情報発信元 CMPジャパン株式会社)

2007年06月13日