成分 「スコポレチン」 scopolerin
スコポリンのアグリコン。Scopolia Japonica Maxim 等の根に存在する。
根茎に毒成分を多く含むが、アルカイドのヒオスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどトロピン型
アルカイドを含む。スコポレチンもトロピン型アルカイドと考えられる。
血圧降下作用、各種細菌に対する抗菌作用があり、抗ヒスタミン作用示すとする報告も見られる。
又、スコポレチンについて抗リウマチ作用、抗アレルギー作用、麻酔作用、鎮痛作用があるとする報告もみられる。(ノニ太郎が歯の痛みで実証済み)
ノニの果実に含まれるヒドロキシクマリンの誘導配糖体。
1993年にハワイ大学で発見され、その後の研究で上記の作用が報告されています。
スコポレチンはセロトニンという神経刺激伝達物質の合成に関与しており、セレトニンが欠乏すると
アルツハイマー症などの原因になるという報告もある。